「新潟市食育・花育センター」の外構サイン施工報告

10/15(土)オープン「新潟市食育・花育センター」外構サインを承りました。

大・小合わせて 計13基を製作設置いたしました。

意匠に再生木(擬木)を採用したサインです。

当初設計では、板金の木目調塗仕上でしたが、
県産木材を多用した建築施設との調和を考慮し、天然木の使用を打診されました。

天然木では、経年劣化が起こる為、
設計事務所様からも再生木を提案いただきご採用いただきました。

再生木(擬木)は、廃木材・廃プラスチックの混合再生材です。が・・・。
いろいろ調べると、素材自体の熱膨張が激しいとのこと・・・。
はたして、上手く製作できるかと不安になりましたが、
当初設計で、「木目象嵌(ゾウガン)」とあり、再生木をサイン板金地へ「はめ込む」構造としました。

*象嵌・・・工芸品の装飾技法。金属・陶磁・木材などの表面に模様を彫り、
そのくぼみに金・銀・貝など他の材料をはめ込むもの。

あれやこれやで、ようやく完成。

と思いきや・・・、工期10日前に急きょ追加1基製作依頼・・・。
何とか間に合わせました。

東日本大震災の影響で、外構工事も約3ヶ月の工期延長、
ようやく竣工にこぎつけました。

新潟市の誇る、「食と花」。全国でも唯一の「食育・花育」複合施設となります。

お越しの際には施設同様、サインにも目を向けてみてください。

エキサイティング(^^)v な、大型パブリックサインを担当させて頂き
非常に勉強になりました。

設計事務所様、元請様他ご協力いただきました皆々様へ心より御礼申し上げます。

おっと・・・、近接地に (仮称)動物ふれあいファーム、
(仮称)こども創造センターが、建設されます。 営業に向わねば!

営業部 小林