鉄枠看板のススメ

今日は全長約4mの鉄枠看板の作り方を簡単にご説明します。

今回の看板の仕様は、中の骨組みが鉄アングル、
表示面がアルミ複合板張りで、
側面に外装板金として、厚さ0.5ミリのカラートタンを使用する看板になります。

まず最初に溶接で組上がった鉄アングルの直方体の形をした枠に、
アルミ複合板を張ります。

次に鉄枠の寸法に合わせトタンをカット。
額縁部やトメを罫書き、曲げる部分に切り込みを入れます。

ここからが、私の腕の見せ所!
板金曲げ機でトタン曲げの作業です。

一度曲げたトタンは二度と元に戻らないため
失敗するとそのまま材料ロスにつながってしまいます。
失敗は許されません!

当社の曲げ機は年代物の曲げ機を大事に使用しているので、
経験と勘でこの曲げ機の力加減を操作し、直角に曲げないといけません。

これが直角に曲げ終わった板金。キレイに曲がってるっしょ^^;

曲げ終わったら、次は水抜き穴や、取付穴などを空けます。
これで外装板金の出来上がりです。

でき上った外装を鉄枠にリベットで止め、表示面を加工したら看板の出来上がり。

鉄枠看板の多くはこんな感じで作られています。
ちょっと大きめで長く使用したい時は鉄枠看板がオススメですよ^^

製作施工課 高橋 主税